ポイント1:徹底した問診と姿勢・動作の分析

まずは患者さんのお話を時間をかけてじっくりお聞きします。痛みを治りにくくさせている原因が患者さん自身の言葉の中に隠れていることが非常に多いからです。
次に検査。立位で後ろからと横からの姿勢をチェック。前後・左右のゆがみは本人でも自覚されている方はいらっしゃいますが、骨盤の回旋のクセは気づかないことが多いです。
そして歩行動作のチェック。重心のブレや上下動などのクセを見抜きます。
一番重要なのはどの動作の時に症状が出やすいかを再現してもらいます。これが何よりも症状改善のための大切なヒントになります。
ポイント2:局所施術と全身バランス調整

当院の改善目標は患治(患部の治癒)と根治(根本原因の改善)です。
まずは実際に痛みを出している組織に対して腱鞘炎の場合では電流療法を用います。
それも目的に応じて神経をメインにアプローチするのか、筋緊張や組織の滑走性低下に対してアプローチするのかによって高電圧の治療器を使ったり温熱作用のある治療器を使ったりします。
正直言ってとりあえず症状を抑えるには電流療法が早いです。
その上で、根治を図るために全身バランス調整を行います。
体をコントロールしているのは脳を含めた神経系の働きです。筋肉の硬い部位、動きの悪い関節などは神経機能が悪いと言えます。
その場所をソフトな施術によって神経機能を変化させることで、筋骨格系、循環系、ホルモン系、自律神経系にも変化が生じ、その結果、血流が良くなったり筋肉の緊張が和らいだり、動きが良くなったり、痛みが緩和したりするのです。

ポイント3:セルフケアを含めた生活指導アドバイス

根本改善を目指すのであればこれは必須です。そもそも痛みや不調引き起こした原因は生活習慣の中にありますから。
座り方や立ち方、歩き方のクセや繰り返しの偏った動作によってうまく働かなくなった筋肉をセルフケアによって再教育したり、乱れた生活習慣を見直していくことで施術効果が何倍にもなります。
あくまでもメインは生活習慣の改善であり、整体はそのサブだとご認識いただければと思います。
お電話ありがとうございます、
てんぱく美健整体でございます。