
あなたは最近和式トイレを利用しましたか?もし最近利用してないなぁと思った人は、もしかしたらもうしゃがめなくなっているかもしれませんよ(>_<)
しゃがめない人は何が原因だと思いますか?
多くの方が想像するのは『足首の硬さ』だと思います。もしくはケガや変形性関節症の影響で『ひざ』や『股関節』が曲がりづらくなっているのが原因というのも勿論あります。
他にもう一つ、しゃがむために重要な要素があります。それは『腰が丸まる(腰椎が後弯する)』ということです。
試しに腰を思い切り反らしたままでしゃがみ込んでみてください。おそらく深くしゃがめないと思います。そうなんです。しゃがむという動作は腰椎の後弯がなくてはできないんですね!
腰痛持ちの方で腰が硬い方はしゃがむ練習をするのも腰痛を改善するためのセルフケアになります。腰が硬くなり動かなくなったのは色んな要因により、脳が動かし方を忘れてしまった結果なのです。(これをセンサリーモーターアムネジアといいます)
ですから腰を意識して動かすことを繰り返すと、脳がその動きを思い出すようになり、動きが良くなったり、筋肉の緊張が取れたり、痛みが和らいだりするのです。
受け身の施術だけではなかなか腰痛が改善しない方は、ぜひ『自発的に動かす』ことも行ってみてください。必ず変化が見られるはずですから!
2020.7.5 追記
立った状態からしゃがむことが難しい方はまず四つ這いの姿勢から始めるといいと思います。四つ這いの状態からゆっくりお尻をカカトの方向に下げる動作を繰り返します。最初はなかなか腰が丸まらず、お尻がカカトに近づかないかもしれませんが、繰り返すことでだんだん腰椎に動きが出て来て近づいてきます。その後で立った状態からしゃがみ込んでみてください。きっとできるようになります!

お電話ありがとうございます、
てんぱく美健整体でございます。